2016年第1問「反知性主義者たちの肖像」②
AL導入後の入試戦略 開始5分の謎解きで大勢は決す

 2016年度の演習授業は終わりましたでしょうか。期待していたs台の青本現代文25年の模範解がたいして良くなっておらず、肩透かしを食らった気分のタケトミです。

 入試翌日の速報(K塾の速報は翌朝)がかなり荒削りであるため、s台は青本の編集のさいに事後的に解答を書き直す傾向がありますが、この年度の解答は、まさに前回述べた「筆者の問題意識」の部分を明確にできていない、という点で、大学側が準備してきている課題解決型の学習の波に乗れていない印象があります。2016年春の速報の段階では改革の真っ最中だから仕方ないと思っていたのですが、清書版もいまいちなのは、ちょっと意外です。

 まぁ、もちろんこの講座にはこの講座としての解き方があるわけですから、予備校があてにならなくても、ここではこの文章を素材にして、アクティブラーニング型、課題解決学習型の文章の速読速解を目指します。

2016年度第1問 内田 樹「反知性主義者たちの肖像」:
 ・得点差につながる前半の小問の戦略的読み取りかた

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