2019年10月30日 ataketomi(管理人) 2011年度第1問「風景の中の環境哲学」④解答編後半ディベート的120字記述はここ数年の定番です 解答編②(問4、問5百二十字記述)で、この年度の解説の最終回です。これは二〇一八年度の第一問(野家啓一『歴史を哲学する』)の類題でもあるので、二〇一八年度の演習をやる(授業で必ず取り扱うことと思います)際には、必ず参照しておいてくださいね。 ...
2021年2月26日 ataketomi(管理人) 【プチ解説】二〇二一年度第4問 夏目漱石『子規の画』十年後の現在地から照らす「無条件」の論拠 この記事では、今年度の本試験・文科第四問の解説を簡潔に行います。毎年のように災害が続いたので、頃合い的にも厳粛な死・生命を取り扱う文章が出題される可能性は高い、と個別添削でお話をしていたところでした。 夏目漱石だったのは意想外ではありまし...
2021年1月25日 ataketomi(管理人) 読者と共有された課題設定・問題意識の確認のしかた ③ロジカルシンキング 読者と共有された課題設定・問題意識の確認のしかた ロジカルシンキング・アクティブラーニング・クリティカルシンキング・課題解決学習などの呼び名で、大学構造改革後に盛んに扱われるようになった、日本語の枠に囚われない〝問題事...
2019年10月9日 ataketomi(管理人) 2016年第1問「反知性主義者たちの肖像」④【書きかたと模範解答】相手に届く、濃密で簡潔な論拠の書きかた 課題解決型の対策はポイントが多くて大変ですが、ようやくここで記述をする段階に入ってきました。理路を明確にした、最短経路の記述解答を書きましょう。 前の記事までの作業を通して『筆者自身の問題のとらえ方』いわゆる〝問題の本質〟が見えてきた人は、書...
2019年4月10日 ataketomi(管理人) 随筆0 本試験の直近の傾向(あとで加筆します)【文系第4問(随筆)駿台実戦対策】 ある程度技術を習得した人に向けて書いています。 東大本試験の第4問は、例年であれば随筆です。 論説文(明確な論理展開で構成された文章)でないものが出されると考えればよいでしょう。 基本的には、過去15年は「ex...
2021年1月25日 ataketomi(管理人) 京都大学的4~5行の説明問題 ①記述の書き方 京都大学的4~5行の説明問題 【関連記事】※別ウィンドウで開きます 【プチ解説】2013年度京大「ブリューゲルへの旅」について 【お便りコーナー】京大阪大の入試問題についての解き方対策あれこれ①(長文記述の解答要素について)...