2021年1月25日 ataketomi(管理人) 複数の論拠の整序を行う理由 ③ロジカルシンキング 複数の論拠の整序を行う理由 これは論理的読解力そのものの議論になるので、ロジカルシンキングに関する他の項目記事と比べれば、比較的簡単なTips的記事にならざるを得ないと思います。解くなかで感じてもらいたい、論拠の単純化...
2020年1月11日 ataketomi(管理人) 【実践問題】2019年度お茶女第1問『現代思想講義』①我思う、ゆえに女子大に在り!?〈飛躍する言葉〉の必要性 センター明けの直前演習コンテンツとして、お茶の水女子大学に行ってみましょう。 一橋のように実学重視でなくて、女子を京都に行かせまいとする首都圏上位の国立大、お茶の水女子大。直近の入試問題から見えることがきっとあるはず。 いま現代思想を出題さ...
2019年11月15日 ataketomi(管理人) 【プチ演習】2008年度『反歴史論』②(問1、3解答編)「先生、僕の〈微粒子〉みたいな人生は〈重さ〉に含まれますか?」 2008年度『反歴史論』の設問解説(問1、3)です。表題はお分かりだと思いますが、本文中のレトリックの話です。 「頑張り」まで本当に〝微粒子程度〟じゃダメですけど、実際の出題内容におけるこの判定には、本文中の論拠(前提条件や包含関係)の存在を...
2020年2月25日 ataketomi(管理人) 一日目 お疲れさまでした 第1問、第4問ともにPBL型の発展的な出題、なおかつディスり文脈とまさかのはぐらかし(!)が連発するなかで〈r〉が多重化する文章を読まなければならないという〝蓋を開ければてんこ盛り〟な問題構成になっていました。今回の場合無策だと何も読めず書いた...
2019年10月30日 ataketomi(管理人) 2011年度第1問「風景の中の環境哲学」④解答編後半ディベート的120字記述はここ数年の定番です 解答編②(問4、問5百二十字記述)で、この年度の解説の最終回です。これは二〇一八年度の第一問(野家啓一『歴史を哲学する』)の類題でもあるので、二〇一八年度の演習をやる(授業で必ず取り扱うことと思います)際には、必ず参照しておいてくださいね。 ...
2020年7月29日 ataketomi(管理人) 2009年度第1問 原 研哉『白』①一見簡単な「評論」を珍しく出題した大学の意図とは 国語総合の教科書にある文章で、授業で取り扱ったついでに投稿します。原 研哉の『白』です。 この記事のタイトルの通り、「評論」の中でも明確な「現代の技術文明批判」をテーマとしていて、難解なことは何もないような初歩的な文章かのように扱われることも...