2019年10月25日 ataketomi(管理人) 2011年度第1問「風景の中の環境哲学」②【PBL系に複数の〈r〉の解き方】 第二回東大オープンの直前ですね。二〇一六年度随筆『馬の歯』の解説記事に色分けをしながらさんざん推敲に苦しんだあとになって、複数の〈r〉を処理する単純な方法を思いつきました。いつも授業では黒板を書く過程でうやむやに教えていた「初見での〈r〉の実戦...
2020年1月11日 ataketomi(管理人) 【実践問題】2019年度お茶女第1問『現代思想講義』①我思う、ゆえに女子大に在り!?〈飛躍する言葉〉の必要性 センター明けの直前演習コンテンツとして、お茶の水女子大学に行ってみましょう。 一橋のように実学重視でなくて、女子を京都に行かせまいとする首都圏上位の国立大、お茶の水女子大。直近の入試問題から見えることがきっとあるはず。 いま現代思想を出題さ...
2019年11月17日 ataketomi(管理人) 【プチ演習】2008年度『反歴史論』③(問2、4、5解答編)伝統の〈重み〉は自分たちのものか否か 2008年度『反歴史論』の残りの設問解説(問2、4、5)です。問2は実は各論の設問でしかないのが罠と言えば罠なのですが、てきぱきいきましょう。 自分たちの代で母校に何を為し得たのか、私立の草創期の学校であれば在校中の一つの美学みたいなものがあ...
2019年6月22日 ataketomi(管理人) 【プチ解説】2013年度第1問『ランボーの詩の翻訳について』 2013年度東京大学第1問 湯浅博雄『ランボーの詩の翻訳について』に関連して、この6月考査前の学習を通じてしっかり仕上げてもらいたいことについてコメントしておきたいと思います。 2013年度第1問『ランボーの詩の翻訳について』」: 〈 ☆☆ここ...
2019年11月12日 ataketomi(管理人) 続演習2 2007年度「読書について」①ゲームチェンジャーの登場をどう書くか 最終年度のセンター試験への対策が必要な時期に入ってきましたね。現代文では問6を先に読む、選択肢は肢の末尾から消去法、本文にない限定をする論理的によじれた偽選択肢に注意、推定無傷の原則(記述作業と対照的に、exの前後に多少でもある情報は広い目で有...
2021年1月25日 ataketomi(管理人) 大阪大学的構造把握の要約問題 ①記述の書き方 大阪大学的構造把握の要約問題 ※【関連記事】は、本文を読んだあとで参照してください。 百五十字程度の本文要約(もしくは本文主旨のまとめ)や、大きなワクで三行程度(≒京大の四行程度)の説明問題もある大阪大学は、「京都大学的4...