2019年6月21日 ataketomi(管理人) 【プチ解説】2013年度京大「ブリューゲルへの旅」について 続いて、京都大学2013年「ブリューゲルへの旅」について、この6月考査前の学習を通じてしっかり仕上げてもらいたいことについてコメントしておきたいと思います。 「2013年京都大学第1問『ブリューゲルへの旅』」: 〈 ☆☆ここから先は会員専用ペー...
2019年9月23日 ataketomi(管理人) 【お便りコーナー】京大阪大の入試問題についての解き方対策あれこれ②(今年はどんなテーマが出るだろうか) いただいた相談の続きです。 阪大の出題テーマについては、前の記事に述べたような「論拠の迷路、論文解析型の文章が出る」ということで十分だと思います。正直いって阪大のテーマは内容自体が難しいので、これまでの教材の復習で難解だったテーマを可能なかぎ...
2020年2月25日 ataketomi(管理人) 一日目 お疲れさまでした 第1問、第4問ともにPBL型の発展的な出題、なおかつディスり文脈とまさかのはぐらかし(!)が連発するなかで〈r〉が多重化する文章を読まなければならないという〝蓋を開ければてんこ盛り〟な問題構成になっていました。今回の場合無策だと何も読めず書いた...
2019年11月15日 ataketomi(管理人) 【プチ演習】2008年度『反歴史論』②(問1、3解答編)「先生、僕の〈微粒子〉みたいな人生は〈重さ〉に含まれますか?」 2008年度『反歴史論』の設問解説(問1、3)です。表題はお分かりだと思いますが、本文中のレトリックの話です。 「頑張り」まで本当に〝微粒子程度〟じゃダメですけど、実際の出題内容におけるこの判定には、本文中の論拠(前提条件や包含関係)の存在を...
2019年12月8日 ataketomi(管理人) 2010年度第1問 『ポスト・プライバシー』②(問1,2,3解答編)幹から枝へ、PBLで分かれているのは段落じゃない 言語による論理には後出しの部分がどうしても付きまとう―――2010年度第1問『ポスト・プライバシー』における読解の下処理は前回で終了しました。捉え方一つで読解の大きなハードルを乗り越えたあとに待ち構えているのは、「記述において何をどこまで書くか...