2019年7月24日 ataketomi(管理人) 【お便りコーナー】本試験の解き方どうすればいいですか③ 記述解答の組み立てかた【前編】 駿台や河合塾が先生たち向けに開講する夏の講習の期間がやってきています。 横浜の桐蔭学園にいたあいだは、教科ごとに学校からの参加割り当てもあってよく受講していました。皆さんも人生の大事な「はざかい」の時期ですが、この時期になると教員も、時間を見...
2020年1月20日 ataketomi(管理人) 【実践問題】2019年度お茶女『現代思想講義』②〝自由記述〟長文記述が複数ある大問にひそむ〝大人の事情〟 昨年度、お茶の水女子大の解説(解き方の概要)です。 〝自分の言葉で書けているか〟という言葉の意味をそのまま受け取って合格する受験生はいないと思いますけど、大学が公開する解答指針を本文と照らし合わせ、要求される分析の水準をきちんと見極めておきま...
2019年10月6日 ataketomi(管理人) 2016年第1問「反知性主義者たちの肖像」③批評的思考 「筆者の立ち位置」把握した瞬間、何が起こるか? 2016年度第1問の続き、さらに劇的に読めるようになるテクニックです。 試行錯誤して膨大な時間を消耗する「論点の整理と論拠の集約」について、どういう方針で最初に何を行うか?についてのお話です。 クリティカルシンキング(批評的な思考)という意...
2019年10月1日 ataketomi(管理人) 2016年第1問「反知性主義者たちの肖像」②AL導入後の入試戦略 開始5分の謎解きで大勢は決す 2016年度の演習授業は終わりましたでしょうか。期待していたs台の青本現代文25年の模範解がたいして良くなっておらず、肩透かしを食らった気分のタケトミです。 入試翌日の速報(K塾の速報は翌朝)がかなり荒削りであるため、s台は青本の編集のさいに...
2019年7月26日 ataketomi(管理人) 演習2 07年度『読書について』論旨を読み解くチート技のパズルこれって要するに過去3年の出題傾向じゃないの? 読解と記述解答の基本戦略が定式化されて、ようやく私の授業の行き当たりばったりの印象が払拭できた、というところでしょうか。こういう解説をもっと早くやれればよかったですね。 まぁ、西大和にいる間はそれまでと比べて法外に忙しくて(どうも奈良の県民性...
2019年10月30日 ataketomi(管理人) 2011年度第1問「風景の中の環境哲学」④解答編後半ディベート的120字記述はここ数年の定番です 解答編②(問4、問5百二十字記述)で、この年度の解説の最終回です。これは二〇一八年度の第一問(野家啓一『歴史を哲学する』)の類題でもあるので、二〇一八年度の演習をやる(授業で必ず取り扱うことと思います)際には、必ず参照しておいてくださいね。 ...