演習1 8/4 河合東大OP対策1(K塾に翻弄されないために)
02年度東大オープン 湊千尋「予兆としての写真」

【7/22更新 PDF配信】
8/4に東大オープンが近づいています。また、駿台の方の東大実戦も立て続けに来ます。これまでzohoの方に添付していたファイルを、あらためて限定公開しますので、ここでもう一度復習しましょう。

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【解説シート】2002年東大オープン第1問 港千尋「予兆としての写真」

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【以下、4/26日付の記事です】
 もうGWが目前になってしまいました。昼の講師業(古文漢文の先生)も含めて、なかなか初回を軌道に乗せるのはむずかしいですね。東大オープン対策教材(港千尋 2007年度過去問)について、ようやくファイルらしいものができましたので、皆さん読んでください。※「◯ページ/15ページ」と表示はありますが、全部で12ページのPDFファイルです。

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 iPadに対するファイル配信のメリットを私なりに考えて、 カラーでハイライトを施しました。読みにくくなることへの対策/復習時の利便性なども考えて、モノクロの本文も次のページに掲載してあります。

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 演習としてまずやってみて欲しいのは、K塾の模範解答が、どういうレベルで解答要素をまとめているかを各自でよく検証してみる、という作業です。この予備校の出題傾向が、そのまま8月4日の皆さんの部分点の計上のされ方につながるわけですから、「最低でもどのくらいの範囲を読まなければいけないか」について、カラーでハイライトした(ex)の部分と見比べてください。

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 また、この年度を選定した理由は、高2までの授業で行ってきた入試対策演習の水準で、(河合塾だとさじを投げてしまいがちな)伏線の回収について各自で十分 察知できるレベルであると見込んでいるからでもあります。水色のハイライトと、 黄緑のハイライトの部分は本文後半というか結論に十分関係しているのが よくわかると思います。これをマーカーが引かれた状態でよく把握して、そのうえで無印のページの本文を自分で読みながら、文脈のつながりをよく読んでください。

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 今回は写真に関係した4種類の具体例が出現します。もっとも本題から遠いのはイエローマーカーの(ex)(=写真家の一方的な権力性)で、次に分かりにくいのが紫色のマーカーの部分に挙げられた写真家の本文における意味・意義でしょうか。でも、「しかし」や「似て非なる」といったディスり構文(今回赤い字で表示しています)によって、対立や批判の論点が後半にまで繰り返されていることも見えると思います。大事なのは、文章全体で継承されているexの存在のほうです。

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 いろいろこの場で説明を加えたいのですが、深夜になってしまいました。ファイルの中には私なりの模範解答と解説も付けてあります。おそらく皆さんにちょうどいいくらいの難易度で、二週間6回くらいの授業を回す密度に相当する演習内容になっていると思います。

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 課題も模試もいろいろあって忙しいところだと思いますが、解答要素もマーカーの色でほぼ分かるように表示してあります。ぜひこの連休前の段階で、この教材演習に着手してください。

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 また、映像解説についてですが、5月連休のあいだにどのくらい落ち着いてアップロードや配信をすることができるのか、まったく状況が読めない状態にあります。録音録画およびiPadによるスクリーンショットや画面録画など、技術的な準備はかなり進んでいるのですが、少なくとも生駒の家を片付ける作業の関係で、映像を自宅から配信するための広帯域ネット接続は困難になってしまうことは確実なので、この【解説シート】PDFファイルでしっかり学習してもらいたいと思います。

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 冠模試として先行して実施される河合オープンの対策は、難易度(というか意味不明度、嫌がらせ度)を上げてもう一度やりたいと思っています。「2月の本番を見据えて、この難局にどのように付き合うのか」がポイントです。模試対策を兼ねつつ、本試験への準備ができるようサポートしますので、うろたえる必要はありませんよ。現代文としては、すでに本試験が明確に射程に入っている、そんな状態なのです。私のスケジュール上の限界もありますので、それぞれの教材への対応にムラが生じるかもしれませんが、それはそれとして受け取って、頑張ってください。

 それでは、健闘を祈ります。

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